暮らしのあれやこれや

郷土芸能を知り、楽しみ、応援する

鹿踊り応援イベント

- 2021.10.31 -


岩手県には、昔から脈々と伝えられてきた郷土芸能がいまも数多く残っています。
鹿踊り(シシオドリ)も、そのひとつ。
私たちの先祖が、鹿や猪、熊など「シシ」と呼んだ獣を狩って命をいただき、生きる糧としていた時代。その命をいただくことへの感謝と供養のために舞を踊ったのが鹿踊りのはじまりでした。
いつしかそこに人の命への供養や、豊作祈願の意味も加わり、祭りやお盆の時期に踊られる踊りとして地域の人々に愛されながら続いています。

今、2年も続くコロナ禍において、各地の祭りや催事が中止になり、郷土芸能を披露する機会が減少しています。収入減、継承者不足により、活動を継続させていくことが難しい状況です。
こうした現状から脱するためにも、郷土芸能の披露・交流の場をつくり、踊り手も見る人も一緒になって楽しみ見つめ直すことでこれからの継承へと繋げていきたいと考え、今回のイベントを企画しました。

このイベントが、郷土芸能への興味関心と支援、そして今後の継承につながることを願っています。



イベント概要

【日時】
2021年10月31日(日) 10:00〜16:00(予定)

【場所】
骨寺村荘園交流施設屋外広場(岩手県一関市厳美町若神子241-2)
※雨天時:旧本寺中学校(一関市厳美町岡山16)

【内容】
鹿踊4団体の踊り披露 / 体験ワークショップ

【スケジュール】
11:00 開場・受付
12:00~14:10 鹿踊り披露
14:30~16:00 シシオドリワークショップ

【出演団体】
・南部流成島鹿踊(花巻市東和町)
・行山流角懸鹿躍(奥州市江刺)
・皆白行山流三ケ尻鹿踊(金ケ崎町)
・行山流合同鹿子躍(行山流水戸辺鹿子躍[宮城県南三陸町]、行山流佐沼鹿踊[宮城県登米市迫町]、行山流舞川鹿子躍[一関市])

※行山流都鳥・供養塚鹿踊は、事情により出演見合わせとなりました。

【イベント参加方法】
イベント参加チケット付手拭い (※1)のご購入をお願いします。手拭い自体が入場チケット代わりになります。
■ ワークショップ参加ご希望の方は、別途 シシオドリワークショップ体験用キット (※2)のご購入をお願いします。

< ワークショップ概要 >
鹿踊りの踊り手に教わりながら、踊りを体験できるワークショップです。
大人も子供もどなたでもご参加いただけます。

< ワークショップの流れ >
・「シシオドリワークショップ体験キット」を事前にご購入ください。(下記に購入ページリンクがございます)
・ワークショップ当日までに、キットの組み立て・色付け等をして、当日ご持参ください。
・当日は、自分で作った鹿頭と太鼓を身に付けて鹿(シシ)に化け、踊りと太鼓を教わります。太鼓を叩きながら骨寺村荘園を練り歩き、最後はみんなで一緒に鹿踊りを踊りましょう。


(※1) こちらの手拭いの売上金は、本イベントの運営及び、郷土芸能団体の活動資金に使わせていただきます。予めご了承ください。
(※2) 体験用キットはワークショップ当日までに各自製作いただき、当日ご持参ください。

※新型コロナウイルス感染症の影響により、イベント内容の変更や、イベント自体を中止または延期することがございます。予めご了承ください。

ご購入はこちらから

商品一覧

該当商品はありません