受け継がれてきた「キズナ」を身に纏う道具。

現代ではお祭りの際によく着られている袢纏。その歴史は古く、江戸時代までさかのぼります。当時は職人の作業着や商人のユニフォーム、そして庶民の日常着として親しまれ、ちょっとしたフォーマルにもカジュアルにも対応する、小洒落たジャケットのような存在でした。お祭りが今よりも日常で行われていた時代、人々は普段着として着ていた半纏を身に纏い、お神輿や踊りなどを楽しんでいました。それから次第に袢纏がお祭りのユニフォームとなり、祭り団体や地域の「絆を繋ぐ」という意味も込められるようになります。人と人、祭りと地域との絆を繋ぐ道具として、半纏は今へと受け継がれてきました。

en・nichiのHANTENは、100年以上日本各地の祭絆纏や職人絆纏を作り続けている、京屋染物店が製作しています。100年積み上げてきた確かな技術と知識の元、日常でも丈夫に心地よく着続けられる工夫が詰まっているHANTENへと仕上がりました。
シンプルで使い勝手のいい仕様。

さまざまなスタイルのインナーやパンツにしっくりくるように、シンプルでやや細身のシルエットに。

袖は動きやすさを重視し「もじり袖」仕様に。もじり袖は、むかしから職人さんが着る半纏などにも使われている伝統的な形です。職人の腕の動きを妨げない昔からの工夫が詰め込まれています。

両脇下の裾近くにはちょうどスマートフォンが入るくらいの大きさのサイドポケット付きに仕立てました。

HANTENには前紐がついています。 前で結べばしっかりと着ることができ、結ばずにそのままカーディガン風に羽織ることもでき、用途やスタイルに合わせて違った雰囲気をお楽しみいただけます。
丈夫で美しい、昔から愛される刺子生地。

刺子生地は、その昔、火消したちが消防服として着用していた絆纏に使われていたほど丈夫な生地です。en・nichiのHANTENでも、永くご着用いただくことを考え、この刺子生地を採用しています。中厚手の生地に太めの黒糸が織り込まれた一本刺子生地は、丈夫でありながらも硬すぎない風合い。 凹凸感のある印象的な生地が特徴です。
刺し子生地(綿100%)
"あるものを使う"東北の知恵が詰まった裂織ループ。

製造過程でどうしても出てしまう残布で裂織のループをつけました。 東北の物を大切にする象徴としてのアイコンでもあり、暮らしの道具としてループにフックなどを引っ掛けることもできます。
en・nichiの永久修繕保証付き

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※傷の状態によっては修繕できない場合や、料金が発生する場合があります。
サイズ
サイズ | S | M | L | LL |
身丈 | 72 | 75 | 77 | 84 |
裄 | 67 | 71 | 74 | 77 |
身幅 | 54 | 58 | 62 | 66 |
袖幅 | 40 | 42 | 43 | 44 |
適正身長 | 155-165 | 160-170 | 165-175 | 170-180 |
※製品によっては、若干の誤差があります。
着用イメージ


【商品在庫について】
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