暮らしのあれやこれや

ものづくりについて

  • 2024.03.18

秀夫さんに教わる 胡桃のミニカゴづくり

2024年3月17日に縁日店舗では『秀夫さんに教わる 胡桃のミニカゴづくり』が行われました。 秀夫さんは岩手県遠野市で、自ら山に入り葡萄や胡桃の皮を調達し、籠作りまで全てをこなしている方です。 温厚な人柄の秀夫さんと息子さんの優しい指導のもと、とても暖かな空気が流れるW Sになりました。 参加者の皆さんも楽しみながら、素敵な胡桃かごを仕上げていました。 今回のワークショップは、募集開始から3時間で […]

一部商品の仕様変更、価格改定のお知らせ【en・nichi】

いつも縁日オンラインショップをご利用いただきありがとうございます。今回はみなさまにen・nichi から大切なお知らせが3点ございます。 一部商品にLLサイズが加わります。 たくさんの方々にご愛着いただいているSAPPAKAMAやHANTEN、YAMASHRTにLLサイズが加わります。LLサイズを製作する経緯として、兼ねてよりSAPPAKAMAやHANTENのLLサイズをご希望するお声をたくさんい […]

【商品紹介】岩手県で害獣駆除された鹿の革で作られる「山と人とを繋ぐ革製品」

12月12日は「山の神の日」。そんな日にen・nichiより新ライン「山ノ頂」のアイテムが新発売となります。山ノ頂とは、岩手県で害獣駆除された鹿の革で作られる「山と人とを繋ぐ革製品」です。今回は害獣駆除された鹿の革を使う理由や、山と人を繋ぐとはどういうことかについて、お話しさせていただきます。また新発売となるアイテムの詳細もご紹介いたします。 『害獣駆除された鹿の革』を使う理由 岩手県では鹿や猪に […]

里山の縁日プロジェクト③〜クラウドファンディングに挑戦します〜

これまで拠点となる古民家との出会いや、里山の縁日で行うそれぞれのプロジェクト等をご紹介してきました。「この場所に訪れてみたい」「いつか一関に行きたい」そんなお気持ちになっていただけたならとても嬉しいです。 さて、前回記事の終わりに縁日より「大切なお知らせ」がありますと予告させていただきました。タイトルにも記載しましたが、私たち縁日及び運営会社京屋染物店は、里山の縁日プロジェクトを本格的に始めるにあ […]

里山の縁日プロジェクト② 〜知って、触って、食べて感じる、岩手の暮らし〜

前回の記事をご覧いただきありがとうございます。縁日にとって新たな拠点を持つことは大きな決断です。不安ももちろんありますが、縁日を応援いただいている皆さまの笑顔のために日々、精進しております。 さて、この記事をご覧になったとき「縁日なのにカレー?」という疑問をきっとお持ちになられたと思います。そうなんです。新しくできる里山の縁日では「カフェ」も行う方向でプロジェクトが進んでおります!今回は里山の縁日 […]

里山の縁日プロジェクト①〜自然あふれる里山に縁日本店をかまえます〜

いつも縁日オンラインショップをご利用いただき、誠にありがとうございます。今回は皆さまにご報告があります。 タイトルにもある通りなのですが、このたび縁日は岩手県一関市にある里山に 「縁日の本店」を構えることとなりました! 2018年よりネット販売という形でオンラインショップ縁日を営んでまいりましたが、ついに拠点をつくります。こちらの「里山の縁日プロジェクト」は何回かに分けて、里山の縁日がオープンする […]

裂いて、織って、新しい生地にする裂き織 -リサイクル-

リサイクルは使い終わったものをもう一度資源に戻し製品を作ること。 一般的なリサイクル活動は、使い終わった紙ゴミやプラスチックゴミを分別し、熱処理を加え資源に戻します。その後また新しい製品へと生まれ変わります。 私たちがものづくりを行っている岩手県には「裂き織」という文化があります。布を裂いて紐状に戻し、裂いた布を織る、それが裂き織です。裂き織の起源は江戸時代にまでさかのぼり、当時は日常で着られた衣 […]

何度も直して、あなただけのとっておきにする「お直し」-リユース-

穴があいてしまったズボン、ボタンが取れてしまったシャツ、長くタンスにしまっていて黄ばんでしまった衣類。汚れや傷がついた衣類は断捨離と言って捨ててしまうことが多くなりました。しかしその衣類は本当に価値がなくなってしまったものか今一度考えてみませんか? en・nichiが生まれた東北地方では綿花が育ちにくかったため、布を大切にする文化があります。その文化から生まれたのが裂き織や刺し子修繕といった「お直 […]

東北の文化から生まれたものづくり。

SAPAKAMAやKAPPOGI、様々な暮らしの道具をつくるen・nichiが生まれた東北地方は、ものを大切に長く使い続ける文化があります。むかしの東北は、寒冷で飢餓も続く貧しい土地でした。綿花が育たたない土地だったため、貴重な木綿生地を大切に大切に扱ってきました。ふるくなり破れたり穴が空いたものは、当て布をして刺し子を施して使う。繕い直して使い続ける。衣服と長く向き合い続ける当たり前の暮らしが身 […]