暮らしのあれやこれや

永沢碧衣 アーティスト・イン・レジデンス 映像記録

秋田を拠点に活動する画家・永沢碧衣さんを迎えて、縁日で実施した14日間のアーティスト・イン・レジデンス。
岩手の風土に身を置き、狩猟、鹿踊り、東山和紙、自然信仰、そして人々との営みに触れながら、一つの作品が立ち上がっていく時間となりました。

今回、その滞在制作の様子をまとめた映像が完成しました。

山に入り、鹿と出会い、土地に残る文化や祈りに耳を澄ませるフィールドワーク。
そこから授かった素材をもとに、膠やプルシアンブルーを自らの手でつくり、和紙や楮の繊維、人の手仕事を重ねながら、一枚の作品へと結実していく制作の時間。

言葉や写真でも振り返ってきた14日間ですが、映像になることで、その場に流れていた静かな熱や、手を動かす音、人が集まり場がひらいていく空気感まで、より立体的に感じられるものになりました。

永沢さんの制作は、作品そのものだけでなく、その過程にこそ土地や命、人との関係性が色濃く表れています。
今回の映像を通して、縁日で生まれた時間の重なりを、少しでも感じていただけたら嬉しいです。

完成した作品《野を抱く》は、現在も縁日の店舗内でご覧いただけます。
映像で触れた制作の時間が、どのように一つの作品へと結実したのか、ぜひ実際の場でも感じていただけたら嬉しいです。

フィールドワークや制作の詳細な振り返りは、こちらの記事もぜひあわせてご覧ください。